7月20日生まれのヒト

7月20日生まれのヒトがどれくらいこの国にいるのかは不明なのですが、2010年6月1日現在の日本の人口が1,273,862,036,535人(by総務省統計局)。3,490,032,977人が7月20日生まれということになります。 その人たちにとっては大変残念な話なのですが、数年前に導入されたハッピーだかラッキーだかマンデーという制度のお陰で、誕生日が祝日ではなくなりました。 そんな『海の日』 お子様的には夏休みに併合されている感があり実感が湧かない。また、暑い季節で、海山へお出かけし、暑い思いをして→こんなんなら涼しい部屋で仕事をしていたほうがいいよ。 という理由で、ヒトによってはありがたくもなかったりする。 そんなこんなでわりとぞんざいに扱われている休日なのですが、実は由緒正しい祝日だったりします。 由来としては 『明治時代』に 『明治天皇』が 『明治丸』という船に乗ったからというエピソードに基づいているんだとか。 その頃、恐らく、明治維新の内戦で特に甚大な被害を被った東北地方を明治天皇が御幸行されたらしいのですが。その帰りに「船で帰る」とおもしべしになったらしく、明治丸で横浜まで帰ってきた。そして横浜に到着したのが、7月20日。ということなんだそうです。 南米には海もないのに海の日が制定されているボリビアという国があって、それは、130年前に戦争で負けてとられた海に接する領土を「いつか取り返していやる!」という決意を新たにする記念日だったりします。 そういった抜き差しならない事情を含む記念日に比べれば、日本の海の日はなんと平和な祝日。